地域医療連携(HumanBridge)ご紹介
中川 昌彦
(富士通株式会社 ヘルスケア・文教システム事業本部 医療ソリューション事業部 第一ソリューション部 )
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病院情報システムは医事会計システムからオーダエントリシステム、電子カルテシステムへと発展してきており、大量の診療情報が蓄積されてきている。この情報を有効活用するための手段として、病院内から地域全体で共 有する「地域医療連携(EHR)」の普及が進んできている。2009 年度の補正予算で設立された「地域医療再生基 金事業」も追い風となり、各地域においては様々な工夫を重ねながら、ICT を有効活用した地域医療連携システ ムの構築が行われている。弊社も「HumanBridge EHRソリューション」として医療連携のパッケージシステムを開 発し、各地域で様々な規模の導入を行っており、2012 年 12 月現在、120 を超える医療機関(情報提供中核病 院)での稼働を実現している。 また、東日本大震災の発生により、データセンタを活用した災害対策(BCP)も導入も活発化してきており、地域 医療連携と合わせた活用が求められてきている。 今回は、それらの稼働事例をもとに、「HumanBridge」のご紹介を含めた色々な取り組みを発表させて頂きたい。