スライド 9 / 9
ノート :
「電子カルテシステム」は、診療技術の向上に対応して、またそのときの社会環境や医療制度に対応して成長を続ける必要があります。
そのためには、患者のプライバシーを確保しながらデータの二次利用が患者を特定せずに使用する必要があります。
そして、情報の共有のためのマスタのメンテナンスや業務のマニュアルを変更する場合のシステム変更検証など全体を統合する組織も必要です。
そしてこのシステムの何よりも必要なものは、小さなものから大きなものまで各種規模で生じるであろう障害時の運用決定です。システムの安定的運用の最大の課題は、ダウン対策です。
ここで生成された情報は、データの二次利用でその目的に従って情報加工が行われて診療技術の向上のための研究や経営の安定化さらにはより満足を誘導できる診療サービスの技術開発へと使用されることになります。
そして、計算外付加価値は新しい医療提供システムの構築が、部門間連携の解決手法を自然に発生させ、従来の縦型診療から統合的な診療へと意識改革が容易にできることです。
