プログラマーズキャンプのまとめ
1.入院版CLAIM規格,および透析モジュールの正規格への昇格
両規格とも、正規格として、昇格した。
※ホームページでの正式アナウンスは、後日行う。
2.病名に「入外区分」の増設
MML診断履歴情報モジュールに「mmlRd:InOutPatient」として追加タグで対応
1.9.mmlRd:InOutPatient
【内容】入外区分.テーブルMML0037を追加
【データ型】string
【省略】省略可:省略時には、”common:共通”として取り扱う.
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テーブル番号:MML0037
病名入外区分 Value Description
inpatient 入院
outpatient 外来
common 共通
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なお、本対応により、MMLのバージョンを以下のように変更する。
MML 2.3 typeC => MML 2.3.1
MML 3.0.2 => MML 3.0.3
3.病名の削除,およびプロセス機能の追加についての検討
病名の削除について、「MML診断履歴情報モジュール」の転帰区分「mmlRd:outcome」で対応。
テーブル番号:MML0016に「削除」を追加
転帰区分で、削除を追加(MML 2.3.2、MML 3.0.4)
--------------(追加分のみ記載)
テーブル番号:MML0016
Outcome (転帰) Value Description
delete 削除
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なお、本対応により、MMLのバージョンを以下のように変更する。
MML 2.3.1 => MML 2.3.2
MML 3.0.3 => MML 3.0.4
4.プロセス機能の追加についての検討
プロセス機能の追加
本件については、今回は仕様変更としての決定は行わない
今後、電文レベル(バンドル、アイテム)での対応について、検討を行う
5.その他検討課題
- テーブル情報のバージョン管理
- 今回のように追加が行われた場合に、そのことが判断できるようにする
- 電子カルテと医事システムの同期性
- CLAIMでは、電子カルテー>医事システムを想定しているが、医事システムで変更になった内容を電子カルテ側に送信する機能が必要ではないか?ー>今後、検討する
- MMLのバージョン管理
- 現在、MML2.3とMML3.0の2つの規格を保持しているが、他の規格の動向を見据えて、規格を1本化する
- MML2.3をベースに、プロセス機能の追加などの大きな改変を行う際に、MML4.0とする方向で検討
なお、規格の変更については、後日ホームページにて、正式に発表する。