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ノート :
「紙カルテ・電子カルテ」と「電子カルテシステム」の相違
1 「紙カルテ・電子カルテ」は、診療行為の断片を診療科特性ご
とに整理しているために患者を四方から眺めた情報にならず、
常に氷山の一角を表しているに過ぎず、それを解決する手段と
してコンピュータ技術論やメディア技術論が台頭してきている。
「電子カルテシステム」は、患者を中心に医療職種が情報を共
有化して、その特性を発揮できる「完全一括カルテシステム」
であり、病院の運営オブジェクトで開発されています。
2 「紙カルテ・電子カルテ」は、医師のサービス提供は個々の考
えに依存していた。「電子カルテシステム」は、個々の医療職
種のサービス提供を患者の満足度(プロブレムの解決)から評
価し、次の診療提供に利用できるツールを病院としてオブジェ
2 医療スタッフの業務や使用する名称は、その部門で通用すれば
「紙カルテ・電子カルテ」は、特段の支障がないが、情報の共
有化・データの二次利用・相互間の調整が必要な問題の解決に
は、役に立たなかったが、「電子カルテシステム」は、そのも
のの存在が自然に職種間の横の連携を強化するツールになり得